本日、ようやくTSSへ保証願と変更申請を郵送しました。
「移動する局」を切らしてしまったのがいけないのですが、過去の書類作成と修正の過程を思い出すだけで胃が痛くなります。TSSさんの保証業務終了のアナウンスを受け、期限(今月末)までに書類の作成は間に合わないと思い一度は見送るつもりでした。
でも、JARDを利用するにしてもいつかはやらないといけないことです。思い切ってやってしまえ!と自分にカツを入れたものの、増設15台分の送信機系統図を作成するのに通算4日間かかりました。
「二桁台数分の保証料を払い、スペアナの画像を撮影して添付する手間を考えたら今しかない!」これだけがモチベーションです。
久しぶりの保証願だったのですが一難去ってまた一難。
●電子申請を利用する方が多数のようですが、自分はやり方を把握するのが面倒なので紙で申請することにした。紙ですよ紙!
●TSSのサイトから書類をダウンロードしようとすると、Chromeではセキュリティの警告が出るのでFirefoxでダウンロード。
●保証料をオンラインバンキングで振り込んだものの、スマホアプリでは振込確認画面のスクショが撮れないため、PCから開いて印刷。
●総通のサイトからダウンロードした変更申請の書式が刷新されており、戸惑う。
●保管してあったCQ出版発行の申請用紙と手引き書が、クリアファイルの中でごちゃごちゃになり整理に時間がかかったのと、内容的に古くてあまり参考にならなかった。
●自分が管理するアマチュア局(4局分)の申請書類のコピーは台帳で管理しているが、古い送信機系統図は一部散逸していることが判明。キットの説明書や製作記事はクリアファイルで整理しているが、中身を確認すると送信機系統図が抜け落ちてるものがいくつかあった。
愕然。
●仕方ないのでゼロから方眼紙にフリーハンド(鉛筆)で描くことにした。自分はパワポやBSchよりこの方が速い。送信機系統図が見つからないものは回路図から起こした。キットの場合、webに資料があるものはダウンロードして印刷、自分なりに加筆修正して仕上げた。
●そうです、私はPCで回路図やブロック図を描く習慣はありません。キット屋さんから頂いたファイルはどこかに保存してあるはずですが、そんなもの本棚のどこかにあるCDかNASの深いディレクトリに水没してしまって今さら見つからない。
●増設するものは手元にブツがあるキットや自作品のみに絞り、JARL登録機種はJARDのスプリアス確認保証が利用できるので先送り。差し戻しがあるかもしれないので欲張れません。
それでも15台。
保証してもらえたら一台あたり約267円。
●他にも随分前に製作したトランシーバーがあったのですが、組立説明書を読み直すとステップ・バイ・ステップになっており全体を接続した系統図が無いことが判明。どこかに全体の系統図が残っているはずですが、見つからない。描き起こす気力がなくなり先送り。
●メモや資料をひっくり返し回路図を探し、フリーハンドで描き進めると途中で抜けているステージがあったりして、また一から描き直し。
●電力増幅(バッファ)が一段と思い込んでいたら2段あり、記憶とは曖昧なものです。あと水晶発振の場合、クリスタルのシンボルにGND(電位?)を書き込むかどうかで、何度か描き直した。どうでもいい??ピアースCBならGNDに落ちてないよね。あとkeyの位置にも注意した。
AM送信機は終段コレクタ変調なのか低電力変調なのか、
変調はファイナルのみなのか、前段にもかけてるのか。
所謂DSBは平衡変調でA3Eのはずですが違いますか?
気が狂いそう。
●自分の悪筆と筆圧の強さを恨みつつ鉛筆で描いては直し描いては直し、
「こういうのを非生産的な時間という」
「二度とやりたくない」
「これだから日本は衰退する」とぶつくさ言ってたら、
気分が悪くなり吐き気がしてきた。
●出来上がった書類は一式はコンビニでコピーして、コピーの側を提出。日付を書き込み(変更申請は令和か西暦か考えてしまった)、保証願いにハンコを押してデジカメで撮影、あて先を書いて切手を貼った返信用封筒を2通同封。ネットを検索したら封筒は不要説があったのですが、とりあえず同封した。
●最後に書類一式と宛名を書いたレターパックライト(青)の封筒を撮影。レターパックライト(青)にしたのはレターパックプラス(赤)だと速達扱いで明日の日曜日に配達されてしまい、配達の人が空振りになってしまう可能性があるから。本当は対面受け取りの(赤)の方がいいのですが、、
今日中にさっさと投函したかったこともありライト(青)!
これで修正、差し戻しで今月末に間に合わなかったら、その時はその時。
JARDさんのお世話になることにしましょう!!