10年以上前に購入したKENWOOD TH-D72が手元に2台ありますが、専用バッテリーパック(リチウムイオン)・PB45Lは3個を劣化させてしまい、最後の2個のうち1個は底面のロック用の金具が破損、もう1個はそろそろ容量が怪しくなりました。現在PB45Lの新品は購入できないためバッテリーケース(アルカリ電池用)・BT-15を購入しました。さて、実際のところどれくらい使えるものなのか?以下自分用のメモですが、もし(もしですよ)同じ組み合わせで使おうと考えている方がいたら参考にしてください。
尚、使用したアルカリ電池はAmazonベーシック 乾電池 単4形 アルカリ( 36個セット・購入時1018円)です。レピーターのカーチャンク以外受信のみ、室内のテーブルの上に置いて時々チラ見、ディスプレイの表示が消えるまでです。テストは土日に行いましたので、時々レピーターでの交信が聞こえてました。
※あくまでも受信のみの結果です。
★BT-15 単4アルカリ電池6本使用時
(送信電力はH 約2Wに制限されます)
●その1
Aバンド:APRS 9k6 431.090MHz
Bバンド:レピーター 439.640MHz
バッテリーセーブ 0.03SEC
GPS on
約3時間半
●その2
Aバンド:433.000MHz
Bバンド:レピーター 439.640MHz
バッテリーセーブ 1.0SEC
GPS off
約14時間半
↑ 左がBT-15、右がPB45L
↑ BEACONがONになってますがOFFにしてテストしました。
ゴム・パッキンはボロボロです(2号機)。
※以下むかしむかしのメモから参考まで
PB45L(DC7.4V 1800mAh)使用時
●その1
APRS beacon on
GPS on
(たぶん5分に1回送信・送信出力 L 約2W)
バッテリーセーブ 不明
約7時間半
●その2
片方のバンドのみ受信待機
バッテリーセーブ 不明
約15時間
ハンディ機はオプションが高価で中でもバッテリーパックは一番高価です。とはいえ必需品にして消耗品でもあるので、買えるときに買っておくべきだかと思います。バッテリーケースはいざというときに役に立ちますが、ただのプラケースですので強度や防水は期待できません。充放電が必要などバッテリの管理は面倒ですが、こればっかりはハンディ機の宿命ですね。
以上