2021年6月9日水曜日

アンテナ・ルーフタワーの撤去・解体、無事完了

4月初旬、自宅の改修工事を機会に屋上のルーフタワーとアンテナを撤去しました。

当初、改修工事(外装)は来年を予定していましたが、去年からのコロナ禍で職人さんを集めて行う改修工事がスムーズできるかわからなくなりました。よって今年の前半に前倒しすることになったのですが、屋上の防水シートに新しいシートを重ねるために一度すべてのアンテナを撤去する必要がありました。

バーチカルアンテナなどは自分で撤去できてもルーフタワーと乗せてあるアンテナの撤去が最大の課題です。建てる時は家族や知人に手伝ってもらいましたが、今回は自分でなんとかしなければなりません。上げるときは勢いでやってしまいますが、撤去というのは気がすすまず何もかもが億劫になります。

体力的な限界もあり自力は無理と判断して専門業者さんに問い合わせましたが、なかなか調整がつきません。結局改修工事をお願いした業者さんに解体してもらいました。

ルーフタワーは長年使ったもののまだまだ使える状態、ローテーターも数年しか使ってなかったのですが、再利用しようとすると一つ一つバラすことになり大変手間がかかります。

作業をするのは専門業者さんではないので「綺麗に外す」ということはできませんし、足場に上って自分が指示を出すことはできません(原則足場は立入禁止)。よって全撤去(解体)してもらいました。

一体どんな風に撤去するのかと思ったら、男性二人が屋上に上って一人がディスクグラインダーでアンテナを切断、一人が下で受け取るというやり方です。地上からは一部の作業しか見えなかったの見学は諦めましたが、半日で綺麗に片付きました。

なんと、最近のディスクグラインダーはバッテリー式なんですね。自分が十数年前に買った機種は電源コード付きですから随分便利になったものです。アルミのブームなんてマストに取り付けたまま簡単に切断してしまいました。

ところで撤去したルーフタワーはマルドル製の5.7mのもので、建て替え前から35年くらい使ったと思います。しっかりした作りで目立った腐食もなく最後まで無事故で済みました。とにかく建物から飛び出さないように、小型のビームアンテナを乗せたのが良かったのかもしれません。

敷地の関係で思うようにアンテナを選べませんでしたが、最後まで無事故だったのが一番の成果です。家族やご近所さんの理解と協力があってここまで無線を継続できたことに感謝です。




※写真はバラした資材の一部。地上に下してまとめてしまうと思ったほど量はありませんでした。長くて重かったのはマスト。重くてかさばったのは自分で下したケーブル類の束。改修工事で出たゴミ類と一緒に業者さんに引き取ってもらいました。